習志野市立習志野高等学校(ならしのしりつ ならしのこうとうがっこう)は、千葉県習志野市東習志野一丁目にある市立高等学校です。
通称は『市立習志野(いちりつならしの)、略称は『習高(ならこう)』です。
レッツゴー習志野! 小林徹監督は初戦の沖縄尚学戦に向けて準備!
春夏連続出場の習志野(千葉)は、大会第4日の第3試合で沖縄尚学(沖縄)と対戦することが決まりました。
クジを引いた主将の竹縄俊希外野手(3年)は
『いよいよ始まるという気持ちになりました。』
と笑顔を見せました。
選抜準優勝を果たした春から4カ月が経ちました。
竹縄がチームの成長に挙げたのは『粘り強さ』です。
『準決勝の木更津総合戦で9回2死から追いつき延長で勝利。試合を重ねて粘り強くなった。甲子園でも食らいついていきたい。』
と意気込みました。
小林徹監督(57)は
『実績、キャリアをもっているチーム。さらに、沖縄県大会の決勝戦では、トップクラスの投手、宮城大弥投手(興南)に打ち勝ってきているチームですから、ウチよりも力は上です。』
としながらも
『投手も打者も、対応できるように。うちのスタイルは変えずにしっかりと準備をしたい。』
と、いよいよ始まる甲子園に気持ちを引き締めました。
習志野高校の概観
1957年、初代習志野市長の白鳥義三郎指導のもと創立されました。
全日制・定時制課程にそれぞれ普通科と商業科の2学科を擁しています。
初代校長は、のちに日本体育協会副会長や八千代松陰中学・高校創立者となった山口久太です。
習志野高校の校歌は、山口の作詞によるものとなっています。
1975年に東習志野に移転するまで、現在の京成津田沼駅周辺(習志野市役所の向かい側)に校舎を構えていました。
部活動が盛んで、サッカー・野球、ボクシング、バレーボールの強豪校です。
野球部は甲子園常連校で、公立高校ながら1967年と1975年の夏の甲子園で2度の全国制覇を成し遂げました。
卒業生のなかには、東京ヤクルトスワローズ監督の小川淳司(1975年夏の優勝投手)、現千葉ロッテマリーンズ選手の福浦和也、現阪神タイガースオーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーの掛布雅之などがいます。
サッカー部は1965年と1971年の全国高校サッカー選手権や、1995年のインターハイで全国制覇の経験があります。
文化部では、吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクールや全日本マーチングコンテスト等で連続出場を維持し、歴代成績において全国上位3校に含まれる成績を残しています。
夏休みには習志野市の姉妹都市、アメリカ合衆国アラバマ州・タスカルーサ市で行う海外英語研修があります(希望者対象)。
正門脇にあるダイオウマツ(7本)は、2002年11月15日に『習志野市名木百選』に指定されました。
定時制については、創立以来57年で2,064人(普通科1,298人・商業科766人)の卒業生を送り出し、2014年3月末日をもって閉課程となりました。
習志野高校のオリジナル応援曲『レッツゴー習志野(Let’s Go 習志野)』
習志野高校オリジナルの応援曲で、吹奏楽部にて楽譜を保有しています。
作曲は昭和50年、同校吹奏楽部男性部員です。
オリジナル曲につき、スコア(楽譜)が存在する事及び著作を破棄していません。
習志野高校出身の野球界著名人
- 谷沢健一:元 中日ドラゴンズ(内野手)、現 野球解説者
- 斎藤喜:元 阪急ブレーブス(内野手)
- 醍醐恒男:元 阪急ブレーブス・南海ホークス(捕手)
- 掛布雅之:元 阪神タイガース(内野手)、現 阪神タイガースオーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー
- 小川淳司:元 ヤクルトスワローズ(外野手)、現 東京ヤクルトスワローズ監督
- 後関昌彦:元 ヤクルトスワローズ・近鉄バファローズ(外野手)、現 東北楽天ゴールデンイーグルススカウト
- 大塚賢一:元 南海ホークス・福岡ダイエーホークス・広島東洋カープ・西武ライオンズ(投手)
- 城友博:元 ヤクルトスワローズ・阪神タイガース(外野手)
- 野口寿浩:元 ヤクルトスワローズ・日本ハムファイターズ・阪神タイガース・横浜ベイスターズ(捕手)
- 花島寛己:元 千葉ロッテマリーンズ(投手)
- 福浦和也:千葉ロッテマリーンズ(内野手)
- 松比良平太:元 大阪近鉄バファローズ(捕手)、現 東北楽天ゴールデンイーグルスブルペン捕手
- 山下斐紹:東北楽天ゴールデンイーグルス(捕手)
- 上野啓輔:元 東京ヤクルトスワローズ育成選手(投手)
- 福田将儀:元 東北楽天ゴールデンイーグルス(外野手)
- 古谷拓郎:千葉ロッテマリーンズ(投手)
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