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天野之弥事務局長が逝去…病気や国際原子力機関での活躍は?

天野之弥は、1947年生まれ72歳の日本の外交官です。
国際原子力機関(IAEA)の第5代事務局長を務めました。


天野之弥が死去、河野外相は功績たたえる談話を発表

河野外相は、22日に国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長の死去を受けて、談話を発表し、哀悼の意を表しました。

北朝鮮の核問題や『平和と開発のための原子力』利用への取り組みなどの功績をたたえました。
『生前の献身に深い敬意を表する』『任期半ばでこの世を去られた無念さは想像に難くない』と記しました。

天野之弥の人物・来歴

天野は、神奈川県湯河原町出身です。
私立栄光学園高等学校、東京大学法学部を卒業しました。

1972年に外交官として外務省に入省します。
  • フランス語研修(在フランス)
  • 在ベルギー大使館
  • 在米国大使館
  • 国際連合局科学課長
  • マルセイユ総領事
  • 総合外交政策局軍縮不拡散・科学部長
等を経て、2005年に在ウィーン国際機関日本政府代表を務めました。
同年には、国際原子力機関(IAEA)理事会議長に選出されました。
2009年には、日本人として初めて国際原子力機関(IAEA)事務局長に就任します。

IAEA事務局長としての天野之弥

2008年に、日本政府から国際原子力機関(IAEA)の次期事務局長選挙に擁立されます。
この選挙は、2009年11月末に退任するエルバラダイ事務局長の後任を選ぶ選挙でした。
最終的には、日本の天野と南アフリカのアブドゥル・ミンティIAEA担当大臣が立候補しました。

天野は
  • 日本が唯一の被爆国であり、原子力を平和利用してきたこと
  • 核兵器不拡散への決意
などを訴え、欧米諸国の支持を得ました。
一方で、ミンティは
  • 南アフリカが核兵器を所有後、放棄した唯一の国であること
  • 発展途上国への原子力の必要性
を訴えることで、発展途上国を中心に支持を得ました。

3月に計3回の投票が行われ、その全てで天野が優勢でしたが、両者ともに特別理事会35カ国の3分の2以上(23カ国)の信任は得られませんでした。
後日、もう一度投票が行われましたが、やはり結果は変わりませんでした。
この事態の責任を取って、外務省の総合外交政策局軍縮不拡散・科学部部長の佐野利男と大臣官房総括審議官の松富重夫が頭を剃り、丸坊主となりました。

2009年に行われた第2回目の投票には、天野の他に前回も出馬したアブドゥル・ミンティ、経済協力開発機構(OECD)原子力機関のエチャバリ事務局長が立候補しました。
最終的に、前回同様天野とミンティが残り、天野は23票、ミンティは12票を獲得しました。
続く信任投票でも、必要な3分の2以上の23票を獲得し、当選が決まりました。
その後、同年9月の年次総会で正式承認され、12月に任期4年で就任しました。




2013年には、IAEA理事会で再任が決定します。
その後、同年9月の年次総会で正式承認され、12月より任期4年で2期目が始まりました。

2017年には、IAEA理事会で再任が決定しました。
その後、9月の年次総会で正式承認され、12月より任期4年で3期目を迎えました。

天野之弥の同期入省

天野と同期で入省した人間には
  • 小松一郎(元 内閣法制局長官)
  • 武藤正敏(元 駐韓大使)
  • 小島誠二(元 関西担当大使)
  • 神余隆博(元 関西学院大学副学長)
  • 高橋文明(元 駐スペイン大使)
  • 野本佳夫(元 駐スロバキア大使)
  • 石栗勉(京都外国語大学教授・国連アジア太平洋平和軍縮センター所長)
  • 石川薫(日本国際フォーラム研究本部長)
  • 伊藤誠(元 駐ブルガリア大使)
  • 近藤誠一(元 文化庁長官)
  • 橋広治(元 駐パプアニューギニア大使)
  • 峯村保雄(元 エルサルバドル大使)
  • 肥塚隆(元 迎賓館長)
  • 山口英一(元 駐バチカン大使)
  • 横田順子(元 駐ラオス大使)
  • 佐藤英夫(元 駐イスラエル大使)
  • 二階尚人(元 駐チリ大使)
  • 松原昭(元 駐マリ大使)
  • 荒木喜代志(元 駐トルコ大使)
がいます。

天野之弥がいた国際原子力機関(IAEA)って?

国際原子力機関(IAEA)とは、原子力の平和利用の促進・原子力の軍事利用(核兵器開発など)の防止を目的とする、国連の保護下にある自治機関です。
国際連合の専門機関ではありません。

本部はオーストリアのウィーンにあり、トロントと東京の2か所に地域事務所、ニューヨークとジュネーヴに連絡室があります。


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